肌に影響する?腸内環境

日本人女性の半数以上が腸内環境のトラブルに悩まされています。

 

特に便秘を訴える女性は2人に1人。

 

その上、腸内環境が不安定であれば、お肌にも影響するのが女性の身体。

 

そんな不調続きの日々は辛いですよね。

 

そこで、腸内環境と肌トラブルの関係をみていきましょう。

 

まずは、腸の働きです。

摂取された栄養素や水分を体内に吸収し、老廃物や毒素を便として排泄します。

 

その他の役割としては、免疫機能があり、

病原菌やウィルスを排除する働きを持ちます。

 

また、腸内には悪玉菌と善玉菌が存在しています。

これらのバランスにより腸内環境を保っています。

そのため、腸の働きが悪くなり、悪玉菌がふえることで、肌トラブルへも影響していきます。

 

では、腸内環境と肌トラブルにはどのような関連があるでしょう。

 

まず、腸内の善玉菌として、ビフィズス菌や乳酸菌が存在します。

 

これらは肌の健康に関与するビタミンB群を生み出します。

 

ビタミンB群は肌細胞の産生、再生、コラーゲンの生成に働くため、肌荒れの改善をしてくれます。

 

しかし、便秘などのトラブルにより、腸内環境が悪くなることで悪玉菌が増えると、

善玉菌によるビタミンB群の産生が行わなれなくなります。

ビタミンB群は不足し、このような役割を果たせなくなります。

 

その上、腸の働きが悪くなることで、老廃物ら外へ排泄されず、腸内で腐敗してしまいます。

 

その結果、腐敗物や毒素は血液中から肌へ流出し、角質などと結びつき、ニキビや乾燥、

くすみなどの肌荒れの原因となります。

 

これらの腸内にある老廃物や毒素が肌荒れに繋がります。

 

このような関係から肌の健康を守るためには、腸内環境を整えることが必要であるようです。

 

では美しい腸内環境を保つためにどのようなことができるでしょうか。

 

●食生活

排便のサイクルを安定させるためには

1日の食事を抜かないことです。

食事によって摂取された栄養素は腸で吸収され、老廃物が排泄されます。

そのため、ダイエットや忙しいなどの理由で食事の頻度を減らしてしまうと排便の頻度もへってしまいます。

 

食事内容としては、意識して乳酸菌やビフィズス菌、食物繊維を摂取するよう心掛けてみましょう。

乳酸菌やビフィズス菌は乳製品や発酵食品に多く含まれます。

食物繊維は有害物質を排泄しやすくする働きがあります。

海藻類に多く含まれるため、1日の食事にとりいれてみてはいかがでしょうか。

 

●こまめに水分補給を

毎日排便がある人の便は8割以上が水分です。

反対に水分が不足している便は硬くなり、排泄しにくくなります。

そのため、便が腸内で停滞し、更に水分が吸収されていきます。

 

できるだけ、水やお湯を飲むことで便が水分を含み、排泄しやすくなります。

 

朝コップ一杯の水を飲むことから始めてみませんか。

 

●適度な運動を

ウォーキングなどの適度な運動を行うことで、腸付近の筋が活動します。

これらの筋肉を鍛え、腸の蠕動運動を促しましょう。

腸の活動も活発になり、排便しやすくなります。

 

「最近運動不足だな」と感じたときには近くのコンビニまで、隣の駅まで、歩いてみるのも良いかもしれません。

 

●ストレスを溜めない

ストレスにより自律神経が乱れると腸の働きは悪くなります。

 

最近疲れが溜まっている、休めていない、遅くまで仕事が続いている、など、

感じることがあれば、休むことも必要です。

特に真面目な性格であれば、ストレスを溜めやすいので、お肌のためにも一度リセットし、

自分の自由な時間を作ってあげると良いでしょう。

 

肌荒れを感じている方は、腸内環境が悪くなっているサインかもしれません。

日常生活を見直して、腸もお肌も美しく過ごしたいですね。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました

 

 

 

ウーマンズヘルスケア研究会

 

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