妊娠中にじゃがいもが食べたくなる?!

妊娠中、無性に「◯◯が食べたい!」と感じた経験のある方、いらっしゃると思います。

 

なかでも、フライドポテトやコロッケ、ポテトサラダなど、「じゃがいもが食べたい!」と感じる方が意外に多くいるようです。

 

そこで、今回はじゃがいもの栄養や妊娠中の摂取についてお話します。

 

じゃがいもは糖質が多く含まれていますが、カロリーは控えめです。

 

水分量が多いため、妊婦に必要な水分摂取が可能となります。

 

栄養成分としては…

 

・ビタミンC

・ビタミンB

・カリウム

・マグネシウム

・葉酸

・食物繊維

 

が含まれています。

 

①ビタミンC

コラーゲンを生成し、骨や血管、皮膚を強くする働きがあります。

その為、シミやソバカスの予防に繋がります。

また、鉄分の吸収を助ける作用もありますので、貧血などにも効果的です。

 

②ビタミンB

糖質やタンパク質の代謝に関与します。

また、嘔吐感を和らげる効果がありますので、つわりがある方でも食べたくなる傾向にあるようです。

 

③カリウム

塩分を尿中に排出し、浮腫を抑制する作用があります。

また、その作用により、血圧の上昇を抑える働きもあります。

カリウムは、水に溶けやすく尿中に排出しやすいため、このような働きがあります。

 

更に、カリウムには筋を弛緩させる作用がありますので、

妊娠中にの下腿の筋攣縮にも効果的です。

 

④マグネシウム

カルシウムやリンと共に働き、骨や歯の形成を行います。

また、血管を弛緩させる作用があるため、血圧上昇を抑え、血圧調整を行います。

 

⑤葉酸

水溶性のビタミンになります。

赤血球の形成を助ける働きがあり、貧血の予防に繋がります。

また、胎児の成長にも関与すると言われています。

 

妊娠中にはよく摂取が必要と言われています。

 

⑥食物繊維

腸内の善玉菌を増加させ、腸内環境を整える働きがあります。

また、水分の吸収を促進し、便の量を増やし、腸に刺激を与えます。

そして、腸の蠕動運動を促進するため、便秘を防ぐ効果にもなります。

 

妊娠中の便秘に悩まされる方も多くみられるので、食物繊維は強い味方かもしれません。

 

更に食物繊維の1日の目標とされる摂取量は19g以上とされているため、

必要な栄養素と言えます。

 

ただし、注意したいのが…

じゃがいもの芽には「ソラニン」や「チャコニン」という天然毒素が含まれているため、

綺麗に切り取って食べる必要があります。

 

間違えて食べてしまった場合は、

吐き気や嘔吐、腹痛など食中毒になることがあります。

 

その為、調理前の段階できちんと選別することが大切です。

 

このように!!

実はじゃがいもには妊娠中に必要な栄養素がたくさん含まれており、

「何故か食べたくなる!」という方が多いのかもしれませんね。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました

 

 

 

  

ウーマンズヘルスケア研究会

 

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