30代から増加し、40~50代にピークとなる子宮頸癌。
しかし、現代では20代でも増加傾向にあると言われています。
なぜでしょうか。
子宮頸癌は分娩回数の多い方や性交渉開始年齢の低い方に多いそうです。
誘因としては、ヒトパピローマウィルスの感染が95%を占めています。
また、性感染症の増加により、20代が増加してきているそうです。
症状として、不正出血や生理痛のような下腹部痛がみられますが、
早期には症状がみられないため、多くが検診によって発見されています。
そして、検診による早期発見によって予後改善効果があると言われています。
早期発見・治療をすることで5年生存率は90%になります。
治療はステージによって異なります。
0~II期までであれば円錐切除術、子宮全摘出などの手術療法が行われます。
III~Ⅳ期までの進行期であれば放射線療法や化学療法を行います。
また、術後は膀胱神経が麻痺することで排尿困難を起こすことが多く、膀胱訓練などを行うこもあります。
更に、骨盤内リンパ節郭清術後には、下肢リンパ液の還流が障害され、リンパ浮腫を発症します。
そのまま放っておくと、ADLの低下へも繋がりますので術後のリハビリテーションも行われています。
その他にも放射線療法や化学療法の副作用や精神的に不安定となりQOLの低下へもなりますので、周囲の人々がサポートし、安心して生活出来る環境作りが大切です。
今、若い世代に少なくない病気であるからこそしっかり知識をつけていきたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました✨
ウーマンズヘルスケア研究会
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