産後の気になるお腹

産後は、育児に家事と大忙し。

 

産前よりも動いてるはずなのに、体型が戻らないということがよくありますね。

 

 

 

 

妊娠中は胎児の出産に向けて、ホルモン分泌が促進され、関節の柔軟性を増し、骨盤は徐々に開いていきます。

 

 

そして開いた骨盤は産後すぐに戻るのではなく、時間をかけて徐々に元の状態へ戻っていきます。

 

 

産後、妊娠前の身体に戻るまでの期間は68週間と言われ、これを「産褥期」と呼びます。

 

 

産褥期であっても、育児や家事、やるべきことが沢山あり、無理な姿勢を続けることも多いと思います。

 

 

骨盤帯が開いている時期に無理な姿勢を繰り返し続けると、骨盤帯が歪んだ状態になってしまいます。

 

 

 

 

その歪んだ骨盤帯が、緩んだ腹部の原因になることがあるのです。

 

 

骨盤帯が歪んだままの状態であれば、骨盤帯に付着する筋の筋出力が低下します。

 

 

筋出力が低下すると、それらの筋群は筋力を発揮できない状態になりますね。

 

 

 

 

気になるウエスト周囲の腹直筋、腹横筋、内外腹斜筋の腹筋群も骨盤帯に付着する筋に含まれます。

 

 

これらの筋出力が低下すると内臓が前下方にずれてきて、

お腹がぽっこりして見えることがあります。

 

 

また、これらの筋活動が低下し、更に基礎代謝も下がります。

 

その結果、筋活動が低下した下腹部にはしっかり脂肪が蓄積され、お腹が戻らなくなってしまいます。

 

 

 

「妊娠前の体型に戻したい!」と一生懸命運動される方もいらっしゃいますが、

産後の骨盤帯のケアも重要なポイントとなってきますよね。

 

 

 

 

 

ウーマンズヘルスケア研究会

 

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