貧血とは、
「酸素運搬を行っているヘモグロビンが血液体積に対して不足している状態」
のことをいいます。
種類としては
鉄欠乏性貧血
溶血性貧血
鉄芽球性貧血
巨赤芽球性貧血
再生不良性貧血…
などがあります。
原因により症状も様々ですが、治療を必要とするものもあるので症状によっては医療機関での受診をおすすめします。
今回はこのなかでも女性に多く、増加傾向である鉄欠乏性貧血についてお話ししたいと思います。
女性特有であり妊娠や月経、無理なダイエットなどが鉄欠乏性貧血を起こしやすくなります。
症状としては
疲れやすい
めまいがする
動悸がする
イライラする
顔色が悪くなる…
など沢山の症状があげられます。
妊娠中に起こる貧血もこの鉄欠乏性貧血が主になります。
これは妊娠後期に起こりやすく、母体は胎児への酸素供給を補うために血液量が1.5倍に増えますが、
質でいうと水分が増えて通常より薄い状態となっています。
それが、胎児に優先的に運ばれるため母体は貧血状態となります。
また、貧血になることで腸の働きも低下し便秘になったり、寝不足により赤血球不足となり結果的に貧血を増悪させたりします。
対策としては、バランスのとれた食事や鉄分の補給、睡眠、運動があげられます。
鉄分を摂る際には吸収率を上げるためにビタミンやタンパク質と一緒に摂るのもいいですね。
まずは毎日摂取している食事から気をつけると軽減されるかもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました✨
ウーマンズヘルスケア研究会