骨盤帯は直接下肢・体幹と連結し、様々な姿勢・動作に影響を与えている部位だと思います。
実際、骨盤というと
・姿勢や動作を評価する際の指標としてみる
・筋の区別や位置を確認する為の指標としてみる
・関節の動きや形状で代償などを判断する指標にする
など思い返せば骨盤帯における骨の部分にばかり焦点を当てていたように思います。
皆さんもご存知の通り
骨盤は寛骨、仙骨、尾骨で骨格をつくり、寛骨のなかでも腸骨は上部を坐骨は下部を恥骨は前下部を構成しています。
その骨には靭帯、筋が付着しており、大きく分けると3つの関節で動いています。
腸、膀胱、子宮…など骨盤帯のなかには排泄や出産に関わる生きていくことに欠かせない大事な臓器が収まっています。
それらを骨、筋、靭帯が守り、支えています。
男性と女性で骨盤帯の中に収まっている臓器や機能は違いますよね?
骨盤帯には性差がありそれぞれの機能に応じた形をつくっています。
女性の場合、仙腸関節の可動性や関節面も月経周期や妊娠の過程、年齢で変化します。
また、元々2~3mmの恥骨間が妊娠中には7~8mm程度まで開きます。
出産という過程で凄く変化し、排泄など生活にも直結している骨盤帯をここで見直すきっかけがあったらいいですよね?✨
学校では解剖、生理、運動学は教えてもらえると思いますが、骨盤帯について深く教えてもらえることはなかなかないと思います!
アセスメントをする上での情報やリスク管理だけでなく、
年齢、月経周期、妊娠時期などの変化、状況に応じたアプローチ
連結している部位からのアプローチ…など
骨盤帯に関する知識があることで、評価や治療のヒントになるのではないでしょうか?
DianeLee先生の講義を受講するにはまだ敷居が高い!
骨盤帯のことは知りたいけどどうやって勉強したらいいのかわからない!
骨盤の評価で悩んでいる!
ウィメンズヘルスに興味がある!
という方!
骨盤帯を深めることで様々な疾患の患者さんや自分、家族、友人の役に立つことができるヒントを得らえるのではないでしょうか?
*残席わずか*
<ウーマンズヘルスア研究会主催 第3回セミナーのご案内>
第三回セミナー「骨盤帯から捉える腰痛のみかた」
講師:城内 若菜先生 成尾整形外科病院
認定理学療法士(運動器)
腰痛症は最も一般的な症状・疾患として認識されており、幅広い評価項目が必要となってくることが考えられます。
その中でも骨盤帯の評価は複雑でわかりにくく、悩んでいる方も多いかと思われます。
特にウーマンズヘルス分野では『腰痛』『骨盤帯』のキーワードはよく目にすると思います。
講師の城内先生は、真摯に理学療法と向き合う臨床家で、2013年医歯薬出版株式会社から出版された
DianeLee(著)『骨盤帯』の翻訳者のおひとりです。
今回はウーマンズヘルスに限局したものではなく、一般的な骨盤帯の捉え方について講義していただきます。
<内容>
1.腰痛の様々な痛みの原因とは
2.腰椎・骨盤帯の運動学
3.胸郭の影響
4.症例提示
5.デモ(実技)
日時:2017年10月1日(日)10:00~16:00予定(9:30受付開始)
会場:リハビリセンターsmile-スミレ-光の森
マップ → https://goo.gl/p4odmf
募集 :PT,OT,ST,その他セラピスト等 先着30名限定
受講費:7,000円
問い合わせ:womans.hc.study@gmail.com